特徴
従来の治療法では効果のあまり無かった小ジワの治療に効果があり、肌の「張り」や「つや」が良くなり、お肌が若返り、お化粧の「のり」も良くなります。「シミ・クスミ」の治療と共にAnti-Aging療法(若返り療法)を行います。
診療の流れ
トレチノイン外用とケミカルピーリング・ビタミンC誘導体イオン導入・アレキサンドライトレーザー・ビタミンC誘導体外用・ハイドロキノン外用等を併用し、皮膚活性化作用を促す、いわゆるAnti-Aging療法を行います。
トレチノインはビタミンA誘導体で体内に微量ながら存在しているもので外用薬として使用する場合には副作用はありません。角質層を剥がし表皮細胞を増殖・再生させ、真皮のコラーゲンの分泌を高め、皮膚の張り・小ジワの改善・みずみずしさを保つため、皮膚の若返り(Anti-Aging療法)として広く使われております。現在多くの化粧品メーカーから類似成分のレチノール・レチニエルエステル入りの化粧品等が販売されていますが、その作用で言えばトレチノインの100分の1程しかないためあまり効果があるとは言えません。
当院ではトレチノイン外用に加えてケミカルピーリング+ビタミンC誘導体・ソニック/イオン導入法(予約制)を行い皮膚の広く深くにまで十分に浸透させる治療を行います。あるいはアレキサンドライトレーザー照射(随時)やフォトフェイシャルを行う場合もあります。ただ治療できる病変は小ジワのみであって、深い大きなシワについては美容外科治療をお勧めします。
アフターケア
治療で小ジワが改善されたら維持療法に入ります。この時点で大事なのは何と言っても「紫外線を避けること」と「普段の肌のお手入れ」です。ハイドロキノン外用もしくはビタミンC誘導体ローション・ジェルの外用を続けていただきます。またこの時にスキンケアやお化粧指導等も行います。
このアフターケアが大変大事であり今まではこれを充分に行なわなかったために色々なトラブルや再発が多発していたと考えられます。私共はこのアフターケアこそ最も大事な診療と考えておりますので、必ず定期的に受診してください。
全治療予定(1クール):3~4ヶ月
特徴
最近アルブチン等の美白成分入りの化粧品が数多く発売されています。ただこれらの化粧品は非医薬品として販売するため、有効成分が少なく効果の点では多少疑問が残ります。私共はビタミンC誘導体イオン導入とハイドロキノン外用を中心とした治療を行います。
診療の流れ
まずビタミンC誘導体・ソニック/イオン導入(随時)を1週間に1度、5~6回受けて頂き、その間にビタミンC誘導体ローション・ジェル外用とハイドロキノン外用剤をお使い頂きます。ケミカルピーリング(予約制)やアレキサンドライトレーザー照射(随時)またはフォトフェイシャルを付け加えることもあります。
アフターケア
ビタミンC誘導体・ハイドロキノン外用を続けて頂きます。またこの時にスキンケアやお化粧指導等も行います。このアフターケアが大変大事であり今まではこれを充分に行なわなかったために色々なトラブルや再発が多発していたと考えられます。私共はこのアフターケアこそ美容で最も大事な診療と考えておりますので、必ず定期的に受診してください。
全治療予定(1クール):3~4ヶ月
特徴
従来の医療針や化学薬品を使った脱毛とは違い、殆ど痛みが無く麻酔は要りません。非常にスピーディーで簡単に脱毛できるため広範囲を1回で脱毛できます。
診療の流れ
ムダ毛でお悩みの女性は多いと思います。脱毛を希望される患者様が数多くいらっしゃいます。当院ではアレキサンドライトレーザー(予約制)を用いて、従来の脱毛方法よりもずっと痛みが少なく、短時間で済み、安全な脱毛を行っております。治療前後のケアも簡単です。治療後に脱毛部位の赤みや痒みがでることが稀にありますが2~3日で治ります。充分脱毛するためにはヘアサイクルに合わせて数回照射を行う必要があります。
またこの治療法はムダ毛処理だけでなく、ワキガ(腋毛の汗腺の汗が細菌で分解され腐敗して悪臭を出す)の治療法としても注目されています。
アフターケア
脱毛は数回の治療で終わりますが、長い年月が経つとまた毛は再生されてきます。様子を見ながら脱毛治療を重ねていく事が大事です。また脱毛直後は肌が荒れやすくなりますので、併せてビタミンC誘導体ジェル外用をお勧めします。
全治療予定(1クール):4~6ヶ月
特徴
今まで種々のCO2レーザーが開発され発売されて来ましたが、最近は色々と改善され目的別に機種を選ぶ時代がやってきました。 当院ではその実用性を考えホクロや小さい黒アザの治療を目的としてスーパーパルスCO2レーザーを導入しました。
診療の流れ
ホクロ・小さい黒アザはスーパーパルスCO2レーザーでの治療を行います。スーパーパルスレーザーは従来のCO2レーザーに比べて炭化や熱障害による壊死層形成が少ないので、疼痛も少なく術後の傷の治癒も早く綺麗です。非常に浅い表在性病変にも最適で、多くの皮膚疾患が対象となります。逆に大きい腫瘍や広範囲なアザには向かない治療機械ですので、そういう患者様には美容外科による他種のレーザー治療や手術療法をお勧めします。
麻酔を必要とするためあまり広範囲の多数の病変は一度にできませんので、何回かに分けて治療します。術後の2次感染を防ぐため抗生剤・鎮痛剤の内服をさせて頂きます。一部腫瘍性病変が疑われる場合には事前に一部を生検(保険診療)して確かめてから、保険治療で行うことがあります。